経営の仕組み作り
経営者には、数多くの悩みがあるかと思いますが、結局、その悩みの原因の多くは、仕組みが欠如しているかまたは不具合が生じているからです。
●売上目標に達しないのは、➣売上を作る仕組みがないから
●人材が採用できないのは、➣採用プロセスがないから
●社長がいつも忙しいのは、➣マネジメントの仕組みがないから
●社員の自走力が低いのは、➣リーダーシップの仕組みがないから
等、あらゆる悩みは、一貫して優れた成果を出し続ける事のできる「仕組みの欠如または不具合」が原因です。仕組み作りを適正に取り組めば次のメリットを得られます。
◎メリット
①仕事がスムーズに進むようになる
仕組み作りが進むと、今まで時間がかかっていた仕事がスムーズにできるようになり生産性が向上します。空いた時間で他の仕事することもできるので結果として利益をもたらします。
②社員が自ら元気に動くようになる
社員自らがモチベーションを高く動いてくれるようになります。ですので、社長は社員に仕事をお任せして現場を離れることができます。将来的にあなたは会長職や顧問などとして会社所有権を保ったまま自由な活動をすることも出来ます。
③会社を売却することもできる
社長を誰かにお任せできるようになれば今度は第三者に会社のオーナーになって頂くこともできます。つまり会社売却です。あなたはこれまで作った会社に価値をつけて適正なリターン、売却益を手にすることができます。
④自ら選択して第一線で活躍もできる
自ら選択して第一線で活躍し続けることも可能になります。経営を任せても社員とともに現場で働くこともできます。それが出来るのは、自分に代わって経営を任せる人物が存在するからです。「自分がやらなければ会社が運営できない」ではなく「自らの選択で」現場で働くこともできるのです。
⑤世界企業も目指すこともできる
儲かる会社作りができるようになれば、そのロジックは世界共通が部分が多くあります。自由な時間もできますし、今度は、世界規模の会社作りを目指すことだって出来ます。
◎戦術的な仕組み化と戦略的な仕組み化
会社の仕組み作りというと、会社の現状分析をした上で、規定や業務マニュアル、手順書を整備したり、会社のルール作りをすることをイメージされると思います。もちろん現業務をルール化するは大事なのですが、これはあくまで会社の仕組み作りの一つの側面でしかありません。貴社が日々、実行されている業務を見直し、効率的で適正化する会社の仕組み化は、私は「戦術的な仕組み化」と位置づけています。もちろん戦術面も必要であり、現在の業務をマニュアル化して次のステージに向かう必要があります。もう一つは、「戦略的な仕組み化」です。これは貴社が成し遂げたいという将来ビジョンを達成するための将来へ向けた仕組み作りというものです。
たとえば、弊社を立ち上げた時の私(岡野)のビジョンは、「経営の仕組みを教え、志高く頑張っている経営者には、頑張った分だけ自由で豊かな人生を送ってもらいたい」という思いがありました。しかし、日本でスモールビジネスを立ち上げる会社の殆どは、優良コンサルタントのサポートを受けておらず、実に97%が10年以内に廃業するという悪しき現状がありました。それまで私は、大企業向けのコンサルティング会社を長年経営していましたが、大企業の経営者と小規模事業者では、受けている教育や情報に明らかにギャップがあることも懸念していました。スモールビジネスの経営者にもっと身近にコンサルティングを受けて頂くためには、体力のない小規模事業者でも安心してサービスを受けて頂けるように安価な価格設定で展開しようとするというビジョンつまり志でこの事業をはじめることにしたのです。そして、このビジョンを達成するためには、コンサルティングサービスを安価で提供するためには、大規模組織を作って給与の高いコンサルタントを雇うなどという体制ではできません。ポテンシャルを秘めた外部人材と業務提携し、コンサルティングノウハウを教え、そして、経営者向けにコンサルティングサービスを提供できるようにするという流れ、つまり「仕組み」が必要となります。これが戦略的な仕組みです。つまり、「その仕組みがなければ、将来に描いているそのビジネスが成り立たない仕組み、それを積み上げていくこと」が戦略的な仕組みと私は定義づけています。
まとめ
1.会社の仕組みを整えることにより、社員も働きやすくなり、経営者の自由な時間も増える。
2.その時間で、新しいビジョンを考え、その達成に必要な仕組みを考え、また新しい会社を作る。
経営の仕組みを作ると、それが実現出来るようになります。
◎仕組み経営の概要
弊社の仕組み作り支援は、次の「7つの経営力学」によって成り立っています。
①リーダーシップ力:リーダーシップの機能を創る力
②顧客重視・ブランド:顧客満足は組織経営にとって究極の目的です。信頼を保ち、瞬時に信頼してくのがブランド力です
③リソースの活用力:ビジョン達成のために、経営資源を最大限に活かす力
④組織との関係性:人々が積極的に参加し、連携し、プロセス思考によって質の高い仕事をする力
⑤価値創造力と改善力:高品質な商品・サービスを創造し、改善する力
⑥販売・営業力:見込み顧客を見つけ、顧客へと転換する力
⑦マーケティング力:客観的事実に基づく意思決定。顧客が目の前に現れる力
これらを御社に正しく導入されることで、経営の「仕組み化」が可能になります。
弊社コンサルタントへのご依頼は
貴社が、弊社コンサルティングサービスへのご依頼をお考えでしたら、まずは「90分無料セッション」の受講がお勧めです。セッションでは、コンサルティング・デリバリー・フレームワーク(CDF)と呼ばれる弊社独自の分析体系を使用して、貴社の課題に対してどのような視点でどの手法が有効なのかをジャッジすることが出来ます。貴社特有のビジネスを体系的に分析することにより、サービス導入後は、迅速で戦略的な価値創造が可能となります。