起業家の夫婦円満の秘訣とは


夢を追いかけて起業して、数年後に軌道に乗りはじめ、社員も少しずつ雇えるようになった頃、晴れて結婚して夫婦生活をスタートするという方を私の周りでは多く見かけます。そういう筆者もかつてはそんな時期がありました。ここで、起業家の経営サイクルと夫婦生活のサイクルについてある課題があるので考えてみましょう。小さな会社を経営する場合、大企業などに比べると経営ライフサイクルは短い期間で早く回っています。経営ライフサイクルとは、創業期、成長期、成熟期、衰退期、再生期のことです。国税庁の調査によると創業して10年残る会社は6.3%という結果もありますので、この経営ライフサイクルは10年以内にほとんどの会社が一巡していると考えて良いでしょう。そして、それぞれの時期において、社長としての仕事状況と、その時の心情が大きく違います。例えばこんな感じでしょう。
<経営のライフサイクル>
◎創業期:一人で多忙を極める時期、
◎成長期:人を増やした結果、マネジメントに悩まされる時期、
◎成熟期:喜びに満ち溢れる時期、
◎衰退期:次の一手が見つからず悩む時期、
◎再生期:経済的に困窮する時期、
このように社長には、季節にも似たような変化が用意されているのです。

一方、夫婦生活のライフサイクルはと言いますと、特にお子様のいらっしゃるご家庭では、子供の成長に合わせて生活環境が変化していきます。乳児期、幼児期、学童期、青年期です。
<子育てのライフサイクル>
◎乳児期:朝晩目が話せなくてストレスの多い時期
◎幼児期:子供の発達に伴って一緒にいる時間を多くしたい時期
◎学童期:小学校に入り、比較的安定している時期
◎青年期:子供進路や費用面など色々と負担の多い時期。

ここで経営ライフサイクルと夫婦生活ライフサイクルを見て行きましょう。
例えば、会社の創業期と子供の乳児期が重なると、子育てで目が離せない奥様に対して、毎日寝る間も惜しんで働くご主人(社長)との間に心の溝が出来る場合があります。子供の青年期に会社の再生期が重なると、最も経済力が必要なときに資金がなくて夫婦仲が悪くなる場合があります。と言った具合です。このサイクルについて、しっかりパートナーと話し合っておかないと必然的に夫婦仲が悪化します。これは、どちらか一方が悪いのではなく、経営と家庭のサイクルの違いを双方が理解されていないからに他なりません。そのギャップが巻き起こすストレスなのです。

では、この問題を解決する方法は何があるでしょうか。
まずは事前にパートナーとこのサイクルの変化について理解しておくことが必要です。そして、経営面での具体的な解決方法が色々とありますのでここで一例を書いておきます。

社長のための「夫婦がよくなる経営改善方法」とは
まず、小さな会社の社長が陥りやすい最大のミスの原因は、会社のヒト・モノ・カネの管理を社長以外の人に任せていないことです。つまり、管理部長を採用して下さい。真面目な社長ほどこれが意外に出来ないのですが、意思決定を社長以外の人間にも参画させるというのが夫婦仲をよくする解決方法のひとつです。
もちろん、最終的には社長一人で決断する訳ですが、意思決定の過程を他人が担うことによって、社長の負担を大幅に解消できます。ストレスを抱えたまま家に帰って、奥様に”ガミガミ”言われていた社長も管理部長を雇って仕事のストレスが減れば、不思議と夫婦仲が良くなったりします。これは本当です。

また、社員の不満も社長が聞くのではなくて、管理部長が聞くようにしましょう。管理部長がその内容を社長に伝えるべきだと判断したら、報告させるようにすればいいのです。管理部長の中で解決できるような問題ならしっかり責任と権限を与えて任せましょう。社長の立場では言い難いことも、管理部長なら言えることもあって上手く回っていきます。

でもここで考えないといけないのは、小さな会社では、管理部長を正社員として雇うコストが捻出できない場合もあるということです。ちなみに筆者の場合、管理部長を採用したのは、社員数が15名を超えてからでした。今考えると私の場合は少し慎重になりすぎていたと思います。当時私は、「管理部は間接部門なので直接売上には貢献しない。社風に合う人材が来るのかも分からないし採用はもっと余裕ができてからにしよう」と考えました。私のこの決断は、結果、社長の作業を増やすこととなり、毎日多忙で決断力も鈍り、夫婦仲も悪くなりました。このようなケースの場合、社員を雇用するのではなく外部を活用する2つの方法をお勧めします。

1つは、
管理部長の委託です。外部に管理委託することによって雇用リスクは軽減されます。ワークシェア型のサービスを行っているところであればコストも大幅に抑えられます。もしも担当者が社風に合わない場合は交代ができる場合もありますので、あらゆる面でリスクが減りますし、効果も期待できます。
そしてもう1つは、
コンサルタントと契約することです。コンサルタントは経営のプロとして、あらゆる経験と解決策を持っています。コンサルタントの中でもただノウハウや知識を教えるだけの人ではなく、メンターとして一緒に並走してくれるコンサルタントを選ぶと良いでしょう。経営の意思決定をコンサルタントに相談しながら進めることで大きな安心感も得られるでしょう。もちろん高い効果も期待できます。

以上、夢を追いかけて起業された社長の皆様にとって、幸せな家庭生活を送って頂けるように願っています。
また、私の経験で何かお役に立てそうなことがありましたら記事を書いていきます。「こんな記事を書いてほしい」とかリクエストがありましたら遠慮なくご連絡ください。(2017.11.28. 記事作成:岡野安暢)

<追伸>
弊社では、
管理部長委託サービスやコンサルタントのメンターサービスを行っております。ご相談のあります方は、当社ホームページお問合せフォームよりどうぞお気軽にご相談下さい。

 

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